
カーネギーの「人を動かす」という本をご存じでしょうか?この本の中に、女性の口説き方のヒントが書かれています。
青山プラチナ倶楽部の男性会員様達の中にはいろいろな業種の方がいらっしゃいます。一番多いのが経営者、そして医者、弁護士、会計士、弁理士、外資系高収入会社員etc・・・
経営者で営業が得意な方は、女性もお客様も同じだと気づいているのではないでしょうか?
ここでは、そうではない専門職の方、技術職の方など、対外的なコミュニケーションをそれほど必要としない方々の為に書かせていただきます。
最近は、専門職や、技術職の方も、コミュニケーションの必要性を感じられているとは思いますが・・・・・
私は専門の知識もあり、企画、集客、文章の書き方等それなりに精通しているつもりではありますが、一番自身があるのは営業です。35才で独立してから、一番力を注いできたのが、対外的コミュニケーションです。
第一に一番大事な事は
人は自分の話を聞いてもらうのが大好き!!
ということです。誰でも自分の話を聞いてもらいたいのです。成功者なら自分の苦労話、いかに成功したか、そんなに簡単じゃないよ、的な話をしたいのです。成功者では無くても一流企業の社員なら、いかにその会社に入る為に大変だったか、自分はどんな仕事をしているのか、いかにエリートなのか、を聞いてもらいたいのです。同様に、一般的にちっともイケてない人間でさえ、同じ様に話を聞いてもらいたいのです。
そして第二に、
人は他人の話を聞くのが大嫌い!!!
なのです。かろうじて話を聞きたくなるのは、
興味がある話とすごく面白い話
だけなのです。それ以外は全然人の話を聞きたくはないのです。
この大前提だけを理解するだけでコミュニケーションの仕方は全然かわってきます。
いかがですか?
自分は初めて会った女性に対し、自分の話ばかりをしていませんか?
人は他人の話を聞くのが大嫌いであると理解していればそんな失敗はしないはずです。しかし気づいてない人が多すぎる。いい加減に気づいてください。
自分の話をしたい、聞いてもらいたい!をとりあえず必死に我慢して、相手の話を聞いてあげましょう。
この女性はどんな人なのか?どんな仕事をしているのか?どんな男性が好みなのかetc・・・
そして、相手を知り、その存在を認めてあげる事が重要なのです。
そうっ!!!!
人間は自分の話を聞いてくれる人が大好きなのです。そして話を聞いてくれて、多大なる同意を欲しているのです。多大なる同意、すなわち相手の存在を大いに肯定してあげるのです。
一番駄目なのは、自分の話ばかりして、相手の話を聞かず、おまけに同意をしてあげない事なのです。
ご自身の家庭をふりかえってみてください。家に帰って、奥さんの話をほとんど聞かず、自分の愚痴だけをいい、そして存在を認めるどころか、誰のおかげでメシが食えると思ってんだっ!!!
これじゃあ、愛し合って結婚した二人だって、すぐに崩壊です。
では初めて会った女性とどうするか?
まずは相手に対して質問をすることが大事です。
何でも良いのです。相手を知ろうとする姿勢が大事。そのうち相手もこちらの事を聞いてきます。それまでは、自分の事は言わなくて結構。
そして、相手の仕事や趣味に関して少しでも知識があれば、
へぇーその仕事って、結構忙しいって聞いたけど、残業とかはあるの?
専門分野の仕事だねぇ、お勉強はどのくらいしたの?
映画が好きなんだ?最近は何が面白いの?
とにかく、頭をフル活動させて相手の答えに対して、話題を広げる努力をしてください。青山プラチナ倶楽部の男性会員様なら、要領さえつかめば簡単な事です。
相手は自分の事、ましてや自分の興味があることについては話したくてしょうがないのです。そして、違う!と思っても絶対に相手を否定してはいけません。肯定あるのみ!
話を聞いてくれて、大いなる同意をしてくれる人に対して、人は好感を持つのです。男性も女性もそれは同じ。
そのうち、相手も自分の事ばかりしゃべっている事に気づいて、何か聞いてきます。
聞かれたら、自分の紹介をするわけですが、その時に面白おかしく自己紹介が出来れば最高です。
聞かれたら答える。この姿勢を崩さないでください。まだまだ、女性は貴方に好感を持っているかどうかわかりません。
自分の話をするときも、相手が興味のある話題かどうかは常に気をつけて。
つまらない話は、誰も聞きたくないのです。興味がない話も誰も聞きたくないのです。
とにかく相手がおもしろがる、興味がある話しか、貴方はしてはいけません。出来ないなら、聞き上手になるしかありません。
では一体、いつ自分の話したい事を話せば良いのか?
それは相手の笑顔が、本当の笑顔になったときです。
相手は、しばらく貴方の事を警戒しているのです。それは仕事での営業でも同じ。初対面の人間は、相手を観察しているのです。そして値踏みしているのです。
この人はどんな人だろう?ずるい人ではないのか?悪い人ではないのか?自分をだまそうとしてないか?自分を傷つけようとしてないか?
それらの不安感が払拭されたときに、やっと心からの笑顔が出てきます。
その笑顔が出てきたら、さあスタートです。
貴方が、自分の話をしても良いのです。でもでもでも気をつけてください。
相手の笑顔が多少曇ったりしたら・・・・
もう一度、前に戻りましょう。貴方に対して、不信感を再び持ったサインです。
警戒心を持った相手に対して、自分の話をベラベラ話す事は、NGです。
たとえて言うならば、「さんまのまんま」などの対談番組を参考にしてみてください。
やはり明石家さんまは天才です。相手の話を聞き出し、広げ、面白おかしくトークを盛り上げる。おまけにそれが、第三者が聞いていても面白い。我々はここまでは要求されていません。目の前にいる女性だけの笑顔をゲットするだけなのです。
人を動かす=女性をくどく=営業
全部、目の前の人を対象にした営業なのです。