さて、ちょっと堅いかもしれませんが、当社の社訓をご紹介します。
前段でもいくつか申しあげた事ですが、以下の3つを社訓として、社員全員に深く理解させようと鋭意努力中でございます。
すべて、私の今まで20年間経営してきた、心からの言葉でありまして、何も参考にはしておりません。
ものの5分でこの社訓は出来上がりました。
1、自分は回りの人によって生かされていると自覚せよ
自我むき出しの人間はコミュニケーション社会における破綻者である。
所詮人間は、企業はコミュニケーション社会の中で生き、ビジネスをしている。
相手の気持ちを鑑み、その中で自分が生かされていると自覚しない人間は、無人島に行くしかない。
誰も助けてくれない、自分で全てを行わなければならない。
私はちゃんとやっている、私は悪くない、回りが悪いのだ、と会社に対し、人に対し不満を言い続ける人間は、一生不満を言いながら死んでいくしかない。
回りに対する不満を言い続けても何も始まらない。
なぜ現状を打開できないのか?自分は何が悪いのか?原因は自分にあるのであり、回りにはない。
人の意見を真摯に受け止め、自分が生かされている事を自覚し、回りに対し、感謝の意を持って接する事が出来れば、必ずうまくいくはずである。
2、困難こそ成長への糧である
楽な道の向こうに決して成長はない。困難を真剣に受け止め、それに真っ向から立ち向かうからこそ成長があるのである。
辛い練習の結果一流選手になるように、茨の道を、考え、工夫し、努力して乗り越えてこそ、真の成長があるのである。
仮に二通りの道があれば、必ず、難しい方の道を選べ。楽な道は何も私に与えてくれない。
元々能力の高い人間ほど、効率という言葉を言い訳に、楽な道を選ぶ傾向がある。
高い能力がある人間ほど、困難な道を選択すればよいのだが、99%の者が楽で効率的な道を選んでしまう。99%の、その他大勢になりたくなければ、困難な道を選ぶ以外に手段はないと知れ。
皆、辛くて、苦しい、困難な道を歩み続けて欲しい。
3、言い訳をするな (でもだってと言うな)
でも、だって・・・と出来ない理由、やらない理由を言ったところで、人生には何の足しにもならない。
やらなければ、何も始まらない。
出来ないとあきらめれば、そこで全てが終わる。
とにかくやるのみ。
出来なければ出来るまでやるのみである。