イチローは最初から天才打者だったわけではありません。
松井は、最初からホームランバッターだった訳ではありません。
皆、経験を積んで、地道な練習を重ねて、今日を作っているのです。
苦労も努力もしていないIT長者は、入団して、1年目だけ活躍する選手とその時点では変わりません。
何年も活躍出来る選手は、その後血の出るような練習と、強靱な精神力で実力をつけていくのです。
経験、努力無くして、実力などつくはずもないのです。
そして、それはある程度時間のかかるものなのです。
20代で実力のある人間など、絶対にいません。
30代でも怪しいと思います。
努力もせず、汗もかかずに実力を持つ、などあり得ないのです。
根性論のように聞こえますか?
私は、ただの頑張れ!頑張れ!の根性論は大嫌いです。
私が20代のガキの時はそれなりに調子にのっておりました。
それなりの大学を出て、それなりの会社で成果もあげてまいりました。
普通よりはだいぶ優秀な方だという自負はございますが、独立した時に、自分は何も持っていない事実に愕然としたものです。
それから、たくさーんの問題にぶつかり、努力し、考え、解決してまいりました。
そしてその成功体験の積み重ねが、自信というものになり、自分に出来ないはずがない!と信じることができ、さらに又成長し、事業を拡大、成功させていくことが出来るようになりました。
これを実力と呼ぶのです。
おかげさまで、今はどんな問題が起きようが、絶対に解決出来る、どんな事業でも、自分が失敗するなどあり得ない!!と考えられるようになりました。